法人職員合同の研修会を10月から1月にかけて3回にわたり開催しました。研修は、職員の経験等により上級・中級・初級の3階層に分け、それぞれの階層ごとにテーマを
分けて行いました。上級研修・初級研修は、「一般社団法人日本産業カウンセラー協会」により、広くはコミュニケーション力の向上をテーマに実施しました。
そのなかで、上級研修は、ご利用者・ご家族・関係機関等、様々な相談に対応する立場の職員であるため、実践場面を想定したロールプレイ等を織り交ぜて対応力を磨き
ました。初級研修は、これから様々な経験を積み重ねていく上で大切な“ホスピタリティ（思いやり・おもてなしの心）”を基本に置いた接し方ができるよう、話し方や聴き方を
中心としたコミュニケーション手法を学びました。中級研修では、「株式会社インバスケット研究所」により、インバスケットトレーニングを行いました。このトレーニングは、
制限時間の中、架空の状況で架空の人物になり切り、これまでに経験したことがない案件処理を多数行うことで、判断力や問題解決力等、様々な力が身に付きます。
各研修ともオンラインを用いて短時間集中で行いましたが、充実した研修でした。今回は、“明日からの実践にすぐに活かす”ことをポイントに企画しました。この研修で学んだことを日々の実践につなげていきたいと思います。
また、今回も法人内から様々な専門職が集まり、自身の役割を意識しながら研修を行うことが出来ました。そのなかで横のつながりも感じることができる良い機会と
なりました。これからも法人職員全体で研鑽を積んでまいります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　研修委員会